お薦め図書 1~5
ここいろスタッフが図書スペースのお薦め図書をピックアップしてご紹介します。
1.『道行きや』 著:伊藤比呂美 新潮社
副題が“Hey, you bastards! I’m still here!(ちくしょう わたしはまだ生きているんだ)”と、父母を見送り、夫を看取り、娘たちと離れて日本へ移った著者が人生いろいろ不可解不思議な日常を書き綴る。
2.『草むらにハイヒール』 著:小倉千加子 いそっぷ社
フェミニスト小倉千加子の7年ぶりの新刊。中島梓、佐野洋子、上野千鶴子、飯島愛、なでしこジャパンん、ちあきなおみ、美空ひばりから明石家さんま、小沢一郎、宮沢賢治までを一刀両断に論客する。
3.『虹色ガーデン』 著:小川糸 集英社
夫との関係に悩む泉は、女子高生の自殺を止める。お互い事情を話しているうちに、2人は魅かれ合いかけがえのない存在に。家族として共に歩むことを決意し、母2人子2人の生活を山里で始める一家の軌跡の物語。
4.『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』 著:彩瀬まる 祥伝社
思い出のシ―ンは食物が登場する事がある仕事、家庭、友人関係、無理している自分がいても、大好きな食物の前では素直になれる食物は生きるための主役であり心身ともに支えてくれる大事な大事な脇役。そんな物語。
5.『そして、バトンは渡された』 著:瀬尾まいこ 文芸春秋
実母は亡くなり実父は再婚し海外へ。主人公は血縁者ではない 義母義父、そしてまた違う義父へとバトンを渡すかのように、親が変わって行くも幸せに成長していく。血縁とは何か、親子とは?愛を感じる物語です。